スキャン道具のメンテナンス

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ここではスキャンするための道具のメンテナンスについて取り上げます。

スキャナー

一番重要なメンテナンスとしてスキャナーが挙げられます。

このメンテナンスを怠ると、スキャンがしにくくなったり、スキャンしたものに線などがついたりします。

また、スキャン自体ができなくなることもあります。

スキャナーのすべきメンテナンスは主に2つあります。

  • スキャナー部分の掃除
  • ローラー部分の掃除

スキャナー部分とは実際にスキャンが行われるガラス面のことを指します。ここを綺麗にしてるかどうかで、実際にスキャンした後に表示される画像に変化が生じます。

特にドキュメントスキャナーでは、ガラス面が汚れていると画像に縦線が入ってしまうことがあります。この時は掃除をすべきタイミングです。

書籍をスキャンするときにはノリが残った状態のこともあります。このノリがガラス面についていることもありますので、綺麗に拭き取りましょう。

決してガラス面を傷つけることなく、丁寧に拭き取ります。水拭きよりかは乾拭きをしましょう。専用の掃除道具を使う手もあります。

ローラー部分は、紙を動かすときに重要な部分です。この部分が汚れていると、ローラーがうまく作用せずに途中で紙が止まってしまいます。拭き掃除で対応しましょう。

なお、「ScanSnap iX500」では、このローラー部分を別売りしています。もし、消耗したと思ったら買い替えることも検討しましょう。メーカーの推奨では1年で交換することをお薦めしています。

スキャンする紙質によっては1年以降でも十分スキャンが可能ですが、もしスキャンしにくい紙をスキャンすることが多く、よく途中で止まってしまうようであれば、ローラー部分の交換をしましょう。

他の機種でも同様にローラーの交換が可能のものが多くあります。一度説明書やオフィシャルサイトで交換できる部品が無いか確認をしましょう。

裁断機

裁断機のメンテナンスは、よほどのことが無ければする必要はありません。綺麗に拭き掃除を行い、本を置く場所を綺麗にしておきましょう。

もし、刃の部分の調子が悪くなり、紙が切れにくくなった時には刃の交換時期です。商品によっては刃を研いで再度利用することができますが、買い替えのみの商品もあります。

当サイトでも取り上げている「PK-513LN」はamazon.co.jpなどで替え刃が販売されています。交換の際は刃に注意して交換しましょう。

カール事務器の「ディスクカッター DC-F5100」「ディスクカッター DC-210N」にも替え刃が用意されています。切れにくい状態で続けていくと作業に時間がかかりますので、切れにくくなったと思ったら交換をしましょう。

カッター

裁断機用の刃ではなく、カバーなどを切るときに使用する手持ちのカッターも適時メンテナンスをしましょう。

カッターの種類によっても異なるかと思いますが、一般的なカッターであれば切れにくくなった際には先端部分を折り取り、綺麗な部分が使用できる状態にします。

切れにくい状態のまま使い続けるよりかは、定期的に先端分を交換するようにしましょう。

ハードディスク

せっかくスキャンして電子書籍化したデータがハードディスクドライブの不具合で失われたのでは困るかと思います。

ですので、ハードディスクドライブのメンテナンスは意識するようにしましょう。

定期的に新品に変更するほか、RAID対応のハードディスクドライブを選ぶ、古いハードディスクドライブも保存しておいて複数のハードディスクドライブで保存するなど、対策を立てておきましょう。

各自で年数を決め、その決めた年数が来たら新品を買うという方法がお薦めです。

年数に関しては特定の数をお伝えするのは難しいですが、2年や3年など、比較的短期間で新品に変更することをお薦めします。

期間前でもハードディスクドライブの調子が悪いと感じたら交換しましょう。

パソコン内のハードディスクドライブの変更だけでなく、外付けハードディスクドライブを用意してそちらに定期的にバックアップを取ることもお薦めします。

ドキュメントスキャナです。ネット上では使っている人が多い機種です。書籍や漫画を裁断してスキャンする際にはこの機種を選びましょう。2018年発売の最新機種。

紙を一気に切ってくれる裁断機です。あまり太くない本であれば、本をカッターで分割しなくても裁断可能です。 本を切る時間を大幅に短縮してくれます。